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U ホームページ作成にあたって

U−T 参考文献の評価

 ホームページを作成する前に、参考となる文献の評価を行った。評価の項目は以下のとおりである。

以上の項目に関して評価を行った。

また、私が参考文献に求める条件は、以下のようなものである。

・必要以上に情報が記述されていない

学習する内容が簡潔に解説される事で情報を的確に知ることが出来る。また、効率の良い学習には筋道をつけるためにも一度に提供する情報量を制限する必要がある。

・必要なテクニックを学習する事ができる

・視覚的に理解しやすいものである。

同じ内容の小説と漫画を比較しても分かるように、文字情報よりも視覚的な情報は直感的に理解する事が出来る。

以下に示すのが参考文献の評価の結果である。

参考文献;基礎からわかるDelphi5

著;三原幸一

出版;秀和システム

データベースに関する項目とキーワード一覧;

・なぜデータベースを利用するのか

表の結合

正規形  

非正規形、第一正規形、第二正規形、第三正規形

・SQL入門

  SELECT文、INSERT文、UPDATE文、DELETE文

・トランザクション   

  コミット、ロールバック

・Delphiのデータベースコンポーネント

  データアクセスコンポーネント、データコントロールコンポーネント

データセット

Openメソッド、SQLパラメータ、Editメソッド、Appendメソッド、Postメソッド、

StartTransactionメソッドCommitメソッド、RollBackメソッド、暗黙のトランザクション

・データモジュール   

  データモジュール利用法

・マスタメンテナンス作成方法

  コードによるデータセットの利用、

  データコントロールを利用(Ttable編)、(Tquery編)、(Tquery + TupdateSQL編)

・項目コンポーネント

・マスタ詳細関係

・参照項目

・CD管理システムの作成   

  実際にプログラミングを行う

 

対象者;Delphiプログラミング初心者

学習形式;

 この参考文献は、Delphi5の多様なコンポーネントを解説する事に重点を置いている。そのため書籍の前半部分の多くは、コンポーネントの解説と簡単なプログラムを作りながらコンポーネントの使い方を学習する形式になっている。

 この文献で扱われているデータベースに関する項目は上に示した様に順に解説をされているが基本的に理論的なことは専門の文献に任せるという態度である。

 

□メリット;

■デメリット

参考文献;Delphi4データベース構築実践テクニック

著者;伊藤博康

データベースに関する項目とキーワード一覧;

データベースの構造を考える  

   フィールド型、データベースファイル

・ユーザーインターフェイスを考える

Borland Database Engineとは?

データベースデスクトップ

データベースエクスプローラ

・BDE Administrator

・データベースコンポーネントの種類

データセットでデータベースに接続する

データセットを開く/閉じる、Ttableコンポーネントで接続、TQueryコンポーネントで接続

Activeプロパティ、Openメソッド、カーソルを移動する、レコードにブックマークをつける、

Editメソッド、Appendメソッド、Deleteメソッド、Postメソッド、Locateメソッド、

Lookupメソッド

・レコード変更などのイベントを使う

  データセットのイベント、Abortで処理を中止、データソースのイベント

・項目コンポーネント

  動的な項目コンポーネント、持続的な項目コンポーネント、計算項目、参照項目

・マスター/詳細関係を作成する

  TTableでマスター/詳細フォームを作る、TQueryでマスター/詳細フォームを作る

・データベースコンポーネントのまとめ

・Borland Database Enginのコツ

・テーブルを操作するコツ

コンポーネントを使うコツ

 

対象者:データベースアプリケーションを作成する者

学習形式:

 この参考文献は、データベースアプリケーション構築のための基礎的なテクニックを紹介するものである。そのため、ほとんどの項目に対してサンプルプログラムが紹介されておりテクニック集的な構成になっている。

□メリット

■デメリット

参考文献;Delphiデータベースアプリケーション開発ガイド

著者;三原幸一

データベースに関する項目とキーワード;

 

・データベース入門

  DBMS、クライアント/サーバ、RDBMS、選択、射影、結合

・正規化とERDの基礎

  正規化、ERD

・SQL入門

  データ定義言語
  (CREATE TABLE、ALTER TABLE、DROP TABLE、CREATE INDEX、DROP INDEX)、

  データ操作言語(SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE)

Delphiデータベースフレームワーク

BED、TSessionコンポーネント、TDatabaseコンポーネント、TDatasetコンポーネント、

項目コンポーネント、TTableコンポーネント、TQueryコンポーネント、TstoredProcコンポーネント

マスタ/詳細関係

データコントロール利用ガイド

TDataSource、TDBGrid、TDBText、TDBEdit、TDBMemo、TDBImage、

TDBListBox、TDBComboBox、TDBCheckBox、TDBRadioGroup、TDBLookupListBox、

TDBLookupComboBox、TDBRichEdit、TDBCtrlGrid、TDBChart

・QuickReport活用ガイド

・Webアプリケーション作成ガイド

・Oracle入門

・プロが教えるテクニック

 

対象者:Delphiによるプログラミング経験者

学習形式:

 この参考文献は、データベースに関する理論部分とDelphiのデータベースフレームワークについて述べている。そのためサンプルプログラムを作りながら学習するという形式ではない。

□メリット

■デメリット

U−U 参考文献評価の結果

 3冊の参考文献を評価した結果からホームページを作成する際の方針を以下に示す。

・ ホームページ利用対象者

ホームページの利用対象者は、本学部のプログラミングBで学習する程度の経験がある者を対象とする。

 

・ ホームページの意義

 解説書は、テクニックや技術的な事を客観的に解説するために存在する。しかし、このホームページが解説書と同じ立場でデータベースアプリケーションに必要なテクニックや技術的な事を説明するものではまったく意義がない。そのようなホームページでは序論で述べたように辞書的に利用する解説書と同じである。

 そのような問題を解決し他の解説書にないオリジナリティを出すためには、主観的な意見を入れる必要がある。主観的な意見には、経験的な意見や感想が考えられる。主観的な意見を入れることで利用者が、学習内容がどのようなものであるか直感的に捉えることができ、学習内容に対する態度を自ら決めることが出来る。自ら学習に対する態度を決めることで、学習する姿勢ができ効率よく学習する助けとなる。

 

・ ホームページの達成すべき目標

 ホームページを利用して学習した利用者が最終的にどのレベルまで習得する事が出来るかを以下に示す。

・データベースについて

最終的にデータベースを設計(正規化)が行う事が出来るようになる。

・データベースアプリケーションに必要なテクニックについて

SQL言語を利用したデータベースアプリケーションである。頻繁に利用されるデータベースコンポーネントの利用法をマスターし、最終的にキャッシュアップデート、マスター/詳細関係を利用したデータベースを作成する事が出来る。

・SQL言語について

基本的なコマンドSELECT、DELETE、INSERT、UPDATEが理解する事が出来る。

以上に示すのがこのホームページの達成すべき目標である。

 

・ 学習方法の選択
 学習方法としては、トップダウン方式とボトムアップ方式の学習が考えられる。データベースアプリケーションの作成には、Delphiのテクニックだけではなく、データベースの知識も必要になるため学習内容は幅広い。初めてデータベースアプリケーションを作成する者が、学習を進めて行く上で学習内容が難しいと判断する原因として、専門的な情報やテクニックが一度に大量に解説され情報を処理しきれなくなる事が考えられる。トップダウン方式の学習は、学習内容の情報量がある一定量の場合に効率よく学習する方法であると考える。しかし、データベースアプリケーションの作成に関する情報は幅広く、トップダウン方式の学習は適していない。ボトムアップ方式の学習では全学習内容の最小項目を一つ一つ学習していくので基礎的な知識を積み上げより高度な内容が理解できるようになることである。以上の利点からボトムアップ方式の学習方法を選択する。

 

・ 学習目的の明示

 学習を行う際、学習内容にどのような目的があるのかを明示しておく必要がある。ホームページの製作者は、知っている側の立場である。そのため学習する内容が当然知っておくべき内容と認識している。しかし、初めての分野を学習する者にとって、学習する内容は当然未知のものである。利用者は、学習した内容をどの様に活用するのか知らずに学習を進めていくことになる。これは、利用者にとって不安要素である。学習の目的がどこにあるのか明示しておく事で利用者に目的意識が生まれる。

 

・ 情報の重要度の明示

 初めて何かを学習する際に対象者が理解に苦しむ原因として、取り上げられている情報の重要度を理解できずに次の項目に進み、深く理解する事が出来ないという事が一つの原因に上げることが出来る。解説書は事実を客観的に述べるだけであるため、情報の重要性について記述する事はない。ホームページの作成の目的は、データベースアプリケーションの作成が出来る事である。その目的を達成するために必要な情報を重要度を示す事で利用者が重要度を理解して学習を進める事が出来る。

 

 

・学習内容の選択

 ホームページを利用して学習を進める者に学習の筋道をつけるために、学習内容、情報量を制限する必要がある。学習内容は、ホームページが目的を果たすために必要最低限のものでなければならない。また、情報量を考慮するのは次の理由からである。学習方法をボトムアップ式に選択したのは、データベースアプリケーションの作成に関する情報量が大量だからである。ボトムアップ方式で学習する利点は、全学習内容の最小項目を一つ一つ学習していく事で基礎的な知識を積み上げ、より高度な内容を理解できるようになる事である。その利点を活かすためには、項目ごとの情報量を制限しなければならない。このように学習内容と情報量を制限する事で学習に筋道をつけることが出来る。

・グラフィックの利用

 ホームページではグラフィックを扱う事が出来る。同じ内容のも小説と漫画で比較するとグラフィックを利用した漫画の方が理解しやすいのは経験的に明らかである。グラフィックを効果的に利用することで利用者が学習内容を理解し易くなる。

・サンプルプログラム

 サンプルプログラムは、一つのプログラムを学習の進行と共に拡張させるものとする。サンプルプログラムはSQLを利用したデータベースアプリケーションである。サンプルプログラムが達成すべき目標は、次のとおりである。

これらの目標を達成し、拡張が容易なサンプルプログラムを作成する。