ここでは「自治会用会計業務支援ソフト」の基本構造について説明したいと思う。本システムの構造は以下の通りになっており、この『自治会用会計業務支援ソフト』はユーザーを社会情報学部学生自治会の執行委員を対象としてる。序論でも述べたように「会計業務の簡略化」を行うため、システムの簡略化(使いやすさ)を求めるようなデザインとなっている。そこで、帳簿記入事項として最低限必要な事項は、〔年月日〕・〔項目〕・〔品目〕・〔単価〕・〔個数〕の記入に留めており、その他の事項(〔金額〕・〔収入金額〕・〔支出金額〕・〔残高〕等)は入力した段階で計算される「自動計算機能」という形式で処理するようにしている。
まず、この『自治会用会計業務支援ソフト』のプログラムを起動すると、パスワード入力画面が表示される。これは、この『自治会用会計業務支援ソフト』のシステムの特性上、システム利用の対象を社会情報学部学生自治会の執行委員だけに限定しているからである。
ここでは、Labelコンポーネント・Editコンポーネント・Buttonコンポーネント、そしてTableコンポーネントを使用してパスワード入力画面のフォームを作成している。
Editコンポーネントは3つ使用しており、それぞれに〔氏名〕・〔学籍番号〕・〔パスワード〕を入力するようになっている。学籍番号とパスワードを識別して合っていれば次のメイン画面が表示されるようになっているが、学籍番号とパスワードが一致していない、または学籍番号とパスワードのどちらかが入力されていない場合は、それを警告するエラーメッセージが表示され、メイン画面が表示されないようなプログラムになっている。なお、エラーメッセージの内容は以下の通りである。
・学籍番号は合っているがパスワードが入力されていない、または違う場合
『パスワードが間違っているか入力されていません。』
・パスワードは合っているが学籍番号が入力されていない、または違う場合
『学籍番号が間違っているか入力されていません。』
主にここで、自治会活動の会計業務における帳簿記入の全てを行うことになる。ここでは、〔年月日〕・〔項目〕・〔品目〕・〔単価〕・〔個数〕の入力を行う。この5項目を入力すると、残りの〔金額〕・〔消費税〕・〔収入金額〕・〔支出金額〕・〔残高〕が自動的に計算され、表示されるようなプログラムとなっている。
〔年月日〕の項目に入力する際には西暦で入力するようになるのだが、4桁で入力し表示されるようになっている。これは、2桁では判別できない西暦を判別できるようにするためであり、このシステムを永続的に使用できるよう考慮して作成しているからである。
(例:1998年と2098年)
また、入力したデータのレコードの上下移動や追加・削除、レコードの登録・編集、データの更新等の機能は「DBNavigator」コンポーネントを使用して、処理を行えるように作成した。
ここでは、メイン画面で入力した会計帳簿のデータを"DBChart"というコンポーネントを使用し、視覚的に捉える事が出来るようにした。グラフは2種類表示するような形式をとった。
メイン画面での終了の仕方は、「メニュー→終了」を選ぶ形となる。これは会計帳簿の特性上、記入ミスを防ぐため1ヶ所だけで終了出来る方が良いと判断したからである。