前田 誠
キーワード:履修登録、データベース
今回このテーマを選択した理由として、現在の本学の履修登録について改善できる部分があるのではないかという考えがあり、また昨年の卒研生(大谷、木村、井上)が同テーマでの研究を行っており、それをより発展させた物にしたいという考えがあったからである。具体的に説明すると、現在の本学の履修登録を大まかに説明すると、学生が専用の記入用紙に必要事項を記入し提出。そして教務課のほうでエラーチェックをしてエラーがあれば学生に通知、そして問題が無くなった時点で登録。という流れで行われている。これは学生側も単位数を手作業で計算する必要があり、何より手書きであるため面倒である。教務課側も学生数が多い上にエラーチェックなどに大きな負担がかかる。
これに対し、昨年の卒研生は履修作業をPC端末を通じて行い、登録画面での必要事項の入力はマウスを用いて行うという形にした。この時点で履修登録票に手書きで記入という手間が省ける。非常に良く出来たシステムなのだが、改善すべき課題はある。そして我々(前田、藤田)はその課題に対し様々な改善案を考え、それを実現すべく開発に励んできた。持ち越された課題とそれに対する改善案をまとめると、
(前年度)登録データを送信し、エラーがあるとメールで通知してくる。学生側はもう一度やり直さなければならない。これに対し我々はデータを送信する段階でエラーがない様にすることを考えた。
具体的にいうと、選べる科目に制限を加えた(過去に取った科目は履修できない、前期に通年の科目が入力されている場合は後期の部分は選択できない等)こと(1度取得した科目の情報をデータベース上の特定のテーブルに登録しておき、その科目は科目選択の段階で表示されないようにした)、進級・卒業するのに必要な単位数が不足していたら画面上で警告するようにしたこと等があり、このエラーチェックが今回の研究でもっとも重視した部分である。
(前年度)昨年度のシステムは社会情報学部1年生が登録する場合にのみ対応している物であった。
つまり、データベースに登録されている情報の中に他学部の科目データなどが登録されていない点などがあり、我々はこの問題に対し、データベースに登録されている情報量を増やす、またそれに関するプログラムの作成でこの問題に対応した。結果的に社会情報学部全学年に対応というところまでいったが、全学部に対応させるというところまでは行かなかった。
結果的に我々が立てていた目標はほぼ達成されたと考えるが、持ち越される課題もあり、それは上でも書いたように全学部に対応させる事が出来なかったと言う事や、セキュリティ面の問題に対してあまり取り組む事が出来なかったので、それが課題として残った。
なお、システム作成において使用したソフトなどは前年度の研究と同じ物を使用している。プログラミングに関してはDelphi5を使用し、データベースソフトはデータベースデスクトップを使用した。
指導教員:森田 彦