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第1章 序論

私は吹奏楽をやっています。吹奏楽には様々な楽器があり、それぞれ楽器には調というものがあります。リコーダーやピアノは同じ調ですが、トランペットやアルトサックスは違う調です。例えば、トランペットとアルトサックスが同時に『ド』の音をだすと、トランペットはピアノでいう『♭シ』、アルトサックスは『♭ミ』の音がでます。そしてコノピアノの音を実音と呼びます。実音はドイツ語で表され、『ド』は『ツェー』と言い、『ツェーの音を出せ』と言えば、どんな楽器でも同じ音を出します。しかし、実際、楽譜は実音で書いておらず、楽器の調によって書かれています。例えば、ピアノで『ドレミ』と、弾いたものを同じ音でトランペットが演奏するには『レミ♯ファ』と吹かなければならず、この変換を移調といいます。もし、調の違う楽器のメロディーを演奏するならば、この移調を頭の中で変換し手書きで楽譜を書かなければなりませんでした。それでは少し時間がかかるのと、楽譜というのは線の上に音符が書いてあるものだけではありません、音符と音符の間の幅により、音の長さを解かりやすくしています。それにより演奏者は楽譜を見ただけで、音符の幅により、「この曲は難しい」、または「簡単だ。」等と、感じとる事ができるのですやはり手書きではその微妙な楽譜の感覚を表す事はできませんし、見づらいのです。

楽譜の微妙な幅や楽譜変換というのは決まった規則に基づいているので、システム化できると思いました。実現すれば早く、見やすく、そして、簡単に楽譜を作成と変換できると思い、このテーマを選びました。

このソフトを作成するにあたり同じゼミであり、また、同じく吹奏楽団で共に演奏している木村理絵と共同で開発しました。二人で作業するにあたり、木村は、音符や休符、シャープ、フラット、ナチュラルなどの記号等の画像を作成し、フォームを整え、使いやすくし、また、移調について研究開発し、私は主に、システム全体の流れや設計、移調するための楽譜作成(音符を五線上に書き、音の高さの設定)やファイル操作(保存や呼び出し、新規作成)をプログラムを研究し開発しました。

本論文の構成として、2章ではプログラムの内容を説明したいと思います。3章ではプログラムのデモンストレーションしながら、どのようなソフトなのかを説明し、4章ではまとめとして、結論と今後の課題を述べたいとおもいます。