個人の目次へ - 全体の目次へ
前の章へ - 次の章へ

第三章 機能説明

このソフトウェアの練習項目としては、

  1. ボタン操作練習
  2. マウス操作練習
  3. パソコン終了操作練習
  4. メール送受信練習

の4つである。うち、「4.メールの送受信練習」は、メールの送信、受信メールの返信の2つを合わせたものである。練習項目選択画面では、どちらか一つだけでも練習できるように4−1,4−2として選択が可能である。この4項目が今回作り上げたソフトウェアの練習機能の中心部分である。

システムについてはそれぞれの特徴を順じ記す。

  1. ボタン操作練習
  2. ここでは、ダブルクリックの練習をする事とした。シングルクリックの練習は実際このソフトウェアを使っていく過程でも使いますし、ボタンを一回押すといった動作では、特にボタンを押す速さは関係がないため、練習項目としては導入しなかった。しかし、シングルクリックとダブルクリックの二つを区別する必要はあると考え、ダブルクリック操作練習においてシングルクリックとなっていた場合、「シングルクリックになっています。」といった案内を表示するようにしている。また、ダブルクリックの成功回数設定を導入し、回数を5回としているので、シングルクリックになっている場合は成功回数としては含まないものとしている。ボタンは画面にランダムで出現するように設定してある。

  3. マウス操作練習
  4. マウス操作では、マウスを使って画面のカーソルを目標に合わせ、それをクリック、ダブルクリック、もしくはクリックしてボタンを押したまま移動そして移動先についたらボタンを離すといった動作が主な操作方法であると考えた。そこで、ダブルクリックの練習を終えた後にマウス操作練習をする事が適切ではないかと考えた。

    練習内容は、画面上に出ているアイコンに似せて作り上げた「手紙」、「文章」、「携帯電話」、「絵」の4つを画面左側の初期配置部分から、画面右側の移動後の配置部分として設定した白い背景部分へ全て移動させる事を目的としている。移動途中にアイコンを白い背景部分以外に移動してもその場所にアイコンが移動するようになっており、こちらも移動成功時の回数をカウントする機能が付いているが、白い枠の外に落ちた場合はカウント対象外になるようになっている。白い枠の外に落ちたものであれば再度移動は可能であるが枠内に移動したものは成功とみなし選択できないように設定してある。

  5. パソコン終了練習
  6. パソコンの終了操作の手順は、パソコンになれている人にとってはあたりまえのようになっているが、初心者の人にとっては通常の電化製品と同じように、すぐに電源を切ればいいと考えている場合がある。ここではパソコンは電源をすぐに切るのではなく、適切な手段を用いて初めて電源を切ることができることを学ぶための練習をするようになっている。画面上にパソコンを立ち上げた際にでている「スタート」ボタンに似せたものを配置し、これをクリックする事で次に選ぶべき項目を順次選択していくように指示を出すようにしている。最終的に正しい手段で終了手続きができた場合は、成功した事を画面に指示を出すようにしているが、あくまで練習なので実際には電源は切れることはないようになっている。

  7. メール送受信練習
  8. メール送受信練習を選択したのは、メール文章作成を経験すると文字入力の仕方や操作速度の向上、相手に送信すると手紙とは異なり瞬時に送信される、紙を必要とせず文章データだけを送るだけでいいといった利便性の高さ、などを考慮しての事である。

    このソフトウェアではよく市販されているようなタイピング練習ソフトウェア機能は付いていないが、最初の最初はどんな人でもタイピング速度は遅いのには間違いはないが、たとえ速度が遅くてもメールの送受信は行いたいと考える場合があると思う。こう考えた場合、タイピングソフトのような機能はなくても、メールの送受信は初心者練習項目として優先して導入の必要があるのではないかと考えたためである。

    まずここではメール送信時に必要最低限度の動作であると思われる件名、本文、相手のアドレスの入力をする事ができるようになるのが目的である。実際にはアドレスが入力され、あっていれば本文、件名は入力していなくても送信する事は可能であるが、ここでは3つの項目を全て入力し、「送信」のボタンを押した時点で3箇所抜けているところがなければ送信できた事にしている。こうすることにより、3項目を入力する習慣をつけてもらうことが最大の目的である。

    ここでもあくまで練習なので実際にはオンライン接続はしたりしないので送信はされることはない。また、送受信としたのは受信をした場合、そこで返信といった動作をする事がある。そうなった場合、返信するための手順を学んでおく必要があるので受信画面から返信までの動作手順を練習項目に導入する事した。あくまで返信までの動作としたのは文章の作成は送信と大きな差があまりないので省く事にしたためである。しかし、初心者の人は返信を実際には経験していないので返信までの手順が終了した時点で、新規作成による場合の送信と違っている部分、返信相手のアドレスが入力されている、件名にRe:○○といった同様の件名が表示される、本文も送られてきたものが同様に入力されているといった事を説明している。