ここではシステムがどのように稼動するのか、図をまじえてデモンストレーションを行う。
さて、実際に開発環境ではない端末でActiveXコントロールがおいてあるサーバーにアクセスした場合、「現在のセキュリティ設定ではこのページのActiveXコントロールを表示することはできません」という警告が出る。
インターネットオプションからセキュリティレベルを「低」に設定しもう一度アクセスを試みると、さらにこのようなメッセージが表示される。

この警告は作成したActiveXコントロールにAUTHENTICODE署名がないために起こるものである。これを“はい”と選択することではじめてユーザー端末にコントロールがインストールされる。
実際にコントロールをダウンロードするとわかるはずだが、ActiveXコントロールそのもののファイル量は1MB近くになるので、ADSLなどブロードバンド接続でない限りダウンロードには数分かかることに注意してほしい。なかなか起動しないからといって、途中でIEを閉じてしまったりしないように。
先ほどのインストールが終わると、次のようなフォームが表示される。
ここに学籍番号とパスワードを入力して「履修登録画面へ」というボタンを押す。
学籍番号とパスワードを照合し、正しいことが認識された時点で次の履修登録画面に進むことができる、ということになる。

見てわかるように、時間割形式にDBLookupComboBox(後に解説)が並べられており、下のほうには単位数を表示するEditとボタンが二つある。
まず最初に、図の一番上にある「単位数表示」ボタンをクリックする。これを行うことで2年生以上の学生は過去に履修した単位数を表示することができる。過去の単位数を計算する必要があり、その前に科目選択をされては正しい単位数計算ができなくなってしまうので、「単位数表示」のボタンを押すことで利用するすべてのコンポーネントのEnabledプロパティをTrueにするよう設定してある。

ボタンを押すと図のように過去の単位数が表示される。
続いて科目の選択であるが、規則的に並べられているComboBoxの右側をクリックすることで、その時間に選択できる科目が表示される。
ここでは操作する学生本人が、既に履修した科目は表示されないようになっている。
そして科目を選択すると、
図のように決定される。この「プログラミングA」を選択した場合、通年科目である上、2コマ続きなので後期欄と次の時間の選択は不可能になる。
さらに選択により、単位数が自動的に加算される。

さらに、上図の例で、2時間目を既にほかの科目を選択済みで、1時間目に「プログラミングA」を選択してしまった場合、

のようにエラーメッセージが表示される。
選択の途中で、履修上限単位を超えてしまった場合にも警告が表示される。

科目選択においては、通常考えられている制限は前述のようにすべて克服されている。
続いて、科目の選択を終えた後には一番下にある「私は上記の教科で履修登録します」というメッセージの書いてあるボタンをクリックする。これにより今年度履修テーブルに個人の履修登録データが書き込まれて、下図のような今年の時間割が表示される。

この時間割は、一度書き込まれた今年度履修テーブルのデータを用いているので、履修登録が間違いなく行われた確認にもなっている。
先ほどの「私は上記の教科で履修登録します」というボタンを押したときに、仮に学部の年間履修上限単位を超えていた場合や、4年生が卒業に必要な単位が足りなかった際には、次のようなメッセージが表示される。
最後に、時間割表の右下にある「終了」ボタンをクリックする。
このメッセージ画表示され、OKをクリックするとフォームが閉じられ、利用者はプログラムを終了するという形になる。