変数と型

データはコンピュータ内部では「変数」として扱われています。プログラミングの世界では、変数は、データの記憶 (格納) 場所のことを指します。データを何か名前で表して扱い、他のデータと区別しようというものです。変数とは名前のかかれた箱のようなものです。

例えば、2つの数字を加算した結果が欲しいとします。数字を 5 , 10 としてプログラムを書いてみると次のようになります。

procedure TForm1.Addition;
var
  x,y,z: Integer;
begin
  x := 5;
  y := 10;
  z := x + y;
end;
プログラムの流れとしては
という変数に5を代入 → という変数に10を代入 → という変数にの中身を加算したものを代入する
となります。

xy という変数にデータ(数字)をそれぞれ代入することによってデータを区別しています。z のデータは xy に入っているデータを加算したものになります。

プログラミングで扱うデータは数字であったり、文字であったりします。コンピュータはデータが、どいうものか知らなければなりません。そのため、プログラミングにおける変数には、データがどのような種類であるか区別するために「型」という概念があります。

上記のプログラムの場合、2つの数字を加算するというものですから、変数 x,y,z には数字しか入れる必要がないはずです。加算しかしないので、変数 x,y,zには整数だけ入るように型を宣言しています。
procedure TForm1.Addition;
 var
  x,y,z: Integer;
この部分でx,y,zの変数を宣言するときに、Integer型であることも宣言しています。Integer型は整数型の1つで、変数 x,y,zには整数しか入れることができません。