レコード

配列は扱えるデータが同じデータ型という制約があります。したがって、文字型の氏名や住所などと一緒に整数型の年齢などを、まとめて取り扱うことができません。そのような場合 Delphiでは、レコード型を使います。ほかのプログラミング言語では構造体とも呼ばれ、複数の型を持つ要素の集合を表します。各要素はフィールドと呼ばれ,レコード型の宣言では各フィールドの名前と型を指定します。

例として、Delphi で「名前」という文字型と「年齢」という整数型の2種類のデータをレコード型にした場合、次のようになります。
type
 List = record
         name:String[20];
         age:Integer;
        end;
今回はレコード型名をListとしました。このレコード型は「名前」の部分のnameという文字列型と「年齢」の部分のageという整数型の2つのフィールドを持っています。
このレコード型を使いたい場合、次のように宣言します。
var
x : List
実際にデータを入れたい場合は次のようになります。
var
x : List
begin
 x.name:='青木';
 x.age:=18;
end;
「名前」と「年齢」という違う型をまとめてあるListは、1つの型としてみることができるので配列でまとめることができます。その場合、次のように宣言します。
N: array[1..100] of List;
配列Nの5番目の「名前」はN[5].nameで、年齢はN[5].ageで調べることができます。